6月16日(土)
明月院の次に行ったのは円覚寺。鎌倉五山第二位。
北鎌倉駅前のとても大きなお寺です。緑たくさんの落ち着くお寺でした。
しかし、暑い。
−円覚寺−
国宝という言葉にひかれてのぼった弁天堂の長い長い石段。前に人がいたため、自分のペースでのぼれずつらい。
しかし、ぜ〜ぜ〜言いながら着いた先ではなんと富士山がみえるじゃありませんか!
お隣のお茶屋さんではところてんをいただきました。黒みつと酢醤油のどちらかを選べたのですが、酢醤油で。さっぱりしてて、元気回復。でも他の人が食べていたあんみつもガラスの器に入って涼しげでおいしそうだったなぁ。 結局国宝の洪鐘はほとんど見ずじまい。何しにいったんだか(^^;。
次に向かったのは東慶寺。
それにしてもすごい人の数。円覚寺から東慶寺に向かう途中に北鎌倉駅を見たら、ちょうど電車が到着したところ。ホームはラッシュのよう。朝早く出てきてよかった。この日ちょうど朝のTVで鎌倉の紫陽花についてやってたみたいなんだよね。その影響もあったのかな。駅から東慶寺まで人の列ができていました。
−東慶寺−
北鎌倉で有名なお寺だけあって、ここも人がたくさん。
入口においてあったお花の案内が親切。その日見られるお花の名前が写真と一緒に載っています。
日付が入っていたから、毎日ちゃんと印刷して配っているのかなぁ。
次に向かったのが浄智寺。鎌倉五山第四位のお寺。
なぁんて、道の途中にあったから立ち寄ってみただけなんだけど(^^。
もう前日立ち読みをして決めたコースなんてあやふや。
時間的なものなのか、ハイキングの格好をして昼食をとっていた人が多かったなぁ。
−浄智寺−
七福神の布袋様もいらしたようなのだけど、入口で人が写真撮影していたのと、なんか暗そうだったので結局見ずに終了。
お寺の横の道からは銭洗弁天のほうに行けるハイキングコースの入口だったのだけれど、道の途中に注意書きが。“舗装道路はあと5分くらい歩いたら終わり。その後銭洗弁天までは30分くらい”だって。軽い気持ちで進んで大変なことになっちゃった人がいたのかなぁ(^^;。
鎌倉街道に戻ると相変わらず人の数がすごい。あの〜、皆さんどちらへいかれるんですか?と聞きたくなる。
道の途中の飲食店も大行列。ゔ、お昼ご飯どうしよう。
長寿寺というお寺のそばにも紫陽花が。立ち寄ってみようかとも思ったけど、階段を上らなきゃならないのが面倒で通り過ぎた(笑)。
さて、次に着いたのが建長寺。
ん?確かコースの中に建長寺はなかったはずだけど…でも来ちゃったから見ていくか(^^)。なんとも気楽な一人旅。
こちらは鎌倉五山第一位。
近くの鎌倉学園では学園祭が行われていました。
−建長寺−
さすが、第一位。人の多さも並じゃない。けれど、大きいからそれほど混雑した感じもなく。
法堂では、団体客のためにお坊さんが説明をしていたのをちょうど聞くことができました。お坊さんも「ほかの人は聞くなって言っても無理ですよね〜。」だって。愛知万博のパキスタン館で展示されていた釈迦苦行像(パキスタン国宝のレプリカ)がこちらに寄贈されたとのことで、このお坊さんもパキスタンへ実物を見に行ったそう。そのときの一番の印象は、「カレーは肉入りがいい」(^^;;;;;。精進料理がすべてカレー味だったらしいです。
さて、来たからには行けるところは全部見てみたい。どうやら展望台があるらしいからそこまではいこうと思ってどんどん奥へ。が、階段がたくさんあってなかなかつかない。そりゃ展望台だしね。は〜は〜言いながらのぼっていくと最後の最後に急な階段が(T_T)。ひ〜ん。階段の手前には椅子がたくさんあったけれど、休んだらきっと立てなくなると思い、そのまま一気にのぼる!たしか60数段あったはず。そこが半僧坊。展望台はまだ上。着いてすぐお参りしたものの、はひはひ言ってて結局何も祈ってないし(^^;。
相模湾大島見晴台と名づけられた場所でしばし休憩。着いてすぐは「もう帰る〜(;_;)」と思っていたものの、休憩していたらむくむくとまた展望台へいく気持ちが起きてきた。無料飲料水を飲み、いざ出発。
ところが、ここから先はハイキングコースのため足場も悪い。階段はもちろん舗装されていないし段差もまちまち。これって疲れるんですよね。おまけに頂上が見えなくて自分がどの辺りにいるかわからない(T_T)。引き返そうかとも思ったけど、どうにかこうにか手すりにしがみつきながらようやく頂上、勝上けん展望台へ。意外と人が多くてすぐは景色を楽しめなかったのだけれど、風が気持ちよくて、2〜30分ぼぉ〜っとしてました。ここからも富士山が見えましたよ。もう薄くなっていて、上のほうの雪の部分が浮いて見えるような感じ。しばらくすると、ハイキングコースをたどってきた人の昼食の場になってきてしまったため、おりることに。しかし、私の一人旅って何で炎天下で一心不乱に歩いたりのぼったりするのが多いんだろう???もうちょっと優雅な一人旅はできないものかね〜。(ただの貧乏性?)今調べていたら、このあと5分ほど歩くとまた別の絶景が待っていたよう。う〜ん、行ってみるべきだったか。
建長寺入口まで戻り、鎌倉案内図を見てみると(やっと地図を発見。意外と地図ってないのね)、私が次行くところは入るかどうか迷った長寿寺の横の道を行かなくてはならないよう。戻らなきゃ。
長寿寺まで戻り、また入るかどうか迷った挙句入らずにそのまま横の道へ(調べたら長寿寺は拝観不可のお寺らしいので、行かなくて正解)。流しそうめんのお店があって行列していた。涼しそうでいいなぁ〜。
道は亀ヶ谷坂切通へ。切通というと思い出すのが、高2の遠足で通った仮粧坂切通。前日が天気悪かったんだかどうだか忘れたけど、ぬかるんでるわ足場は悪いわで、そんなハイキングコースだと思わずに参加した私の白い靴が真っ黒になった思い出が。いや〜、あれは悪夢でした。亀ヶ谷坂切通はちゃんと舗装されていて、私がたどったコースならまったく辛くなかったです。逆だと上りがかなりきつそうだけど。
次の目的地までの案内がなく住宅街に入ってしまったため少し戸惑ったのですが、しばらく歩くと案内板発見。
その前に岩船地蔵堂がありました。ちょっと立ち止まって説明を読むと、大姫の供養のためのものとのこと。大姫!「君の名残を」ですこし出てきてたんだよなぁ。手を合わせて再び出発。
さて、次に向かったのが海蔵寺。
−海蔵寺−
入ってすぐ、十六の井は有料ですとのお知らせ。
なにがなんだかよくわからないまま100円を置いて、進む。なんだかお寺から離れて民家の間の細い道を進むと十六の井発見。
暗い〜(T_T)。弘法大師が掘ったと言われているらしいけど、小さい虫がたくさんいるわ、人もいないわ、いや〜(T_T)。十六個の穴が開いているだけで、100円払って見るべきものかは…???
さて、次に通りかかったのは英勝寺。見ようかどうしようか迷って結局通り過ぎる。そこからしばらく歩くと寿福寺。
−英勝寺近く・寿福寺−
寿福寺はこれまた高2のときの遠足(遠足じゃなくって校外HRとかいうんだったっけ)にきてる。北条政子さんのお墓とかいうのを見たんだよね。暗いところにあってひ〜ってな感じだった。結局私は暗いところがいやなのね。今回も行ったはいいけれど、そのお墓がどこにあるのかはよくわからなかった。この寿福寺も拝観不可のお寺。鎌倉五山の第三位。五山のうち4つ制覇!(それに何の意味があるんだか(-_-))
寿福寺からは鶴岡八幡宮まですぐ。なんと、3組も結婚式のカップル発見。1組はちょうどお式の途中。1組は写真撮影中、もう1組は人力車で結婚式会場(?)へ向かう途中でした。演奏されている雅楽に興味津々。鶴岡八幡宮も大混雑。初詣でもないのに警備の人はいるわ5分ほど待つわでやっとお参りできました。いつもこうなのかしら。
お参りのあとはもう疲れてしまったので若宮大路をぶらぶらと鎌倉駅方面へ。
適当なお店があったら昼食とろうかと思ったんだけど、結局入らず。
豊島屋本店で鳩サブレー…ではなく“きざはし”を買ってお土産に。本店限定グッズを見るのも楽しい(^^)。
その後最寄り駅でパンを買って家に帰り5時に昼食(^^;。この食への執着のなさ、なんとも私らしい一人旅の終了でした。
次はもうちょっと優雅な一人旅したいねぇ(無理だろうけど)。
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